マボロシの東京散策2002 #29

29話 東京名物『フジテレビ』 2002年1月6日日曜日

通りを挟んで、『フジテレビ』を見上げる。
おなじみの光景になりつつありますが、なんと『未来都市』な建造物か。

まずは、未来と言えば、『銀色』ですね。『メタリック』です。
そして『直線』。そして『球』。

未来の建物のイメージ通りです。

そんなイメージはタカサカにとっては『手塚治虫』が描くところのモノでございますね。

『お台場』全体がマンガチックであるとさえ言えるかもしれませんね。
けれども、この地にも普通に日常を暮らしている住人がいるのですから、なんかびっくりですね。

そんなこんなコトを考えながら、長い長いエスカレータでメイン会場まで運ばれていきます。

メイン会場。
それは『新東京ミヤゲ フジテレビ関連グッズのお店』である。

すさまじい勢いで昇り着いたお客さんを飲み込んでいく。
もう、ありとあらゆる『フジテレビ』の番組グッズが並ぶ。
テレビっこを自認するタカサカにも分らないキャラクターものもある。

一時期、タカサカも欲しかったのは『笑う犬の生活』の『青い犬』モノだ。
今では『笑う犬の冒険』として勢力をますます拡大中といったところか?

確かに、テレビは万人のもの。
そこから派生するグッズはいくらでも考えられる。
そして、ロウニャクナンニュがナニかのオミヤゲにはラクに購入できる気安さがあるのではないか?
買うほうも気負いはないだろう。
もらったほうも、なんかホノカにうれしいのではあるまいか?
なんとなしに知ってるキャラだろうし。
多分に双方ハズレナシ!って感じになるんだろう。

一番重要なのは、ココでしか買えないってところです。

タカサカがちょっと欲しいと思ったのは、『世界名作劇場』シリーズモノでした。
『ラスカル』とか『バロン』とか。
買いませんでしたけど。

人の圧力に押し出され、エスカレータを下ります。
中継地点で、『フジテレビ』の番組の歴史が分るという、軽いパビリオンへと案内されましたので、回ることに。

有名番組のパネルや、スタジオセットを眺めることもできました。

タカサカの強く興味を引いたのは。『タモリ』です。『笑っていいとも』です。
この2002年の春に5000回、20年を迎えました。
タカサカのお笑い番組の歴史の王道とも言えるでしょう。
『いいとも青年隊』の流れに悠久の大河を重ねました。

ああ、もう一つありました。
『めちゃいけ』はあんまりシツコクテ見ないんですが、オカムラさんの挑戦モノは好きで見ているのです。
あの伝説の『青ジャージ』の展示場所がありました。
しかも、現在『青ジャージ』は使用中、ロケ中ということでなかったのであります。
タカサカは一人、胸を熱くし、オカムラさんにエールを送ったのでした。

三人の最初の反応は、子供ダマシにダマサれるものか!といった感じでしたが、終わりの頃になると、ソーカソーカと過去を振り返るオジイチャンな気分でイッパイなのでした。
 良かった。
(注 あまりTVを見ないので、フジテレビは正直、つまらなかった。商売根性丸出しのフジテレビに辟易しました。まあ、それがTV局の仕事なんですけども)

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