実は本屋です 014
突然ですが、FLOWMOTIONはカフェとギャラリーと雑貨のある本屋さんです。
「知ってるよ」と思われるかもしれませんが、タウンページには「書店」の欄に載っています。
どうしても、今、ほしい本があるとき、電話帳を見て片っ端から電話をかけて確認するのは当然のことです。
プルルル・・・(フロモの電話)
塚 「ありがとうございます。フローモーションつかこしです」
客 「あの、そちらに、ビビ3月号はありますか?」
塚 「え?スミマセン。 何の3月号ですか?」
客 「ビィ。ビィ。です」
塚 「すみません。こちらには置いてございませんでした」
ビービーってなんだ? あ、そういえば今日は藤丸で、ナチュラルチーズフェアのイベントに日ハムファイターズのキャラクター「B・B」が来て、料理教室をするって言っていたぞ。ということは「B・B」の月刊誌みたいなものが出ているってことかなあ?
すごいなー。さすがファイターズ。キャラクターのファンも多いんだなー。
と思っていたら、あっさりと
「それってファッション雑誌『ViVi』のことじゃない?」と高坂さん。
はっ!!そうですね。まさか「B・B」じゃないよね。
私は普段、雑誌をあまり読みません。
かろうじてフロモの棚の雑誌を覗き見る程度です。コミックもほとんど読みません。
以前もこのようなことがありました。
プルルル・・・(フロモの電話)
客 「あの、デスノートはありますか?」
塚 「そういったノートはこちらにはございませんが」
客 「あの、、コミックなんですけど」
塚 「は!すみません。コミックもこちらにはございませんでした・・・」
あーそうか・・・。 『デスノート』っていう名前のコミックねぇ。と電話を切ってから納得するのでした。
フロモは芸術に対する感受性の豊かなお客様が多いせいか、棚の雑誌も「美術○○」 「芸術○○」というものが並びます。
特集になっていても、初めて見るものが多く、覗き見て「そうだったのか!」と知ることも多いのです。
近々、どこかの美術館や展覧会場で展示が始まるものを特集にしていることが多いのです。
数年前からの仏像ブームも、この出版社がブームを作ったのかと思うほど、その特集を読んでいるとムクムクと興味がわいてきます。
見に行きたくなりますが、首都圏で行われる展覧会のものが多いため、なかなか見に行けません。
本や雑誌がブームを作ることはよくあることです。小説の映画化やテレビドラマ化。ファッションの流行も・・・。
FLOWMOTIONは「今」の流行の本は無いかもしれませんが、きっと「自分好みの本」はあるのではないかと思いますよ。
カフェでコーヒーを注文したら、待っている間にギャラリーを見て、淹れたてのコーヒーを飲んでホッとしたところで、棚に並んだ本を眺めてみる。
FLOWMOTIONを余すところ無く、活用していただけるとありがたいですねぇ。
2010年2月
FLOWMOTIONカフェ担当 つかこしちひろ